発達障害+うつ病+軽度知的障害+下肢障害の事例
30代の当事者の方と親御様よりご相談を受けた事案。
当事者の方は小中高を全て普通学級で過ごし、
短大を卒業していた。
学業成績の不振や対人関係等によりストレスを抱え、
10年以上前より精神科の通院を開始。
5年前に精神障害者保健福祉手帳を取得し、
その後、30代になってから療育手帳も取得した。
また、脚のケガをきっかけとする下肢障害もあり、
日常生活や就労が困難であるとして、
障害年金を請求されたいとご相談。
障害状態のヒアリングの結果、下肢障害については、
症状が軽く、障害等級不該当と判断され、
精神障害+知的障害に絞って請求を進める方針とした。
手続きの結果、障害等級2級の障害基礎年金が決定した。
今後は、ファイナンシャルプランナーとして引き続き、
金銭管理に関してご相談対応をすることとなった。
<社労士・1級ファイナンシャルプランニング技能士 石井からのメッセージ>
当初のご面談時に金銭管理について親御様からご相談を受けた。
障害基礎年金の2級は年間約80万円が支給されるため、
受給決定に伴い、適切な金銭管理も必要となる。
成年後見制度の検討を含め、引き続きフォローが必要である。
2024/12/26
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