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自閉スペクトラム症・注意欠如多動性障害で2級が遡及認定された事例
20代女性の親御様より、障害年金請求をしたいとご相談を受けた。
小学生の頃より精神科を受診していたが、
通院は不定期で断続的、薬の服用もしていたり
中断したりしていた。しかし、障害特性が基本的には変わりがないことや、
日常生活における困難さ及び過去に就労していた際の
エピソード等を詳細に聞き取り、20歳に遡って請求した。その結果、障害等級2級の障害基礎年金が遡って認定された。
遡って認定された場合、過去分の障害年金は初回年金振込時に
一時金として振り込まれるが、その金額が多額であったことや、
今後の給与収入および年金収入について、
親御様としては本人が管理、積み立て、運用等行えるか不安があり、
1級FPの視点から継続フォローを行っている。~ 1級ファイナンシャル・プランニング技能士より ~
障害年金は決定してからが非常に重要です!
特に遡って決定した場合、一時金として数百万円を受け取る
ことがあります。
一時金および今後振込となる障害年金について、
有効活用できるよう、金銭管理を専門家にご相談されることも
ひとつの選択肢として、ご参考になれば嬉しいです。2023/08/04
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給与収入270万円超でも2級の障害基礎年金が認定された事例(発達障害)
障害者雇用にて就労中の30代男性の親御様より、
障害年金請求をしたいとご相談を受けた。就労は順調で、給与収入は270万円を超えている
状態であった。
しかし、障害年金の認定にあたっては、
就労状況の実態が非常に重要であるため、
職場の管理者とやり取りを行い、
職場での様子に関する意見書を取得した。また、出生から現在までの状況について、
両親とご本人から詳細にヒアリングを行い、
日常生活の困難さを全て申立書に反映させた。障害年金請求を行った結果、
障害等級2級の障害基礎年金が5年更新で決定した。2023/07/07
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精神・知的の複数傷病により遡って永久認定された事例
障害者雇用にて就労中の20代女性の親御様より、
障害年金請求をしたいとご相談を受けた。就労は2年続いている状態であったが、
部署異動を機に特性と合わない業務となり、
現状では就労継続も不安定という状況の中、
障害年金請求を進めることになった。障害状態を確認したところ、
軽度知的障害、発達障害、てんかん、過眠症と
複数の傷病があり、それにより日常生活や就労も
著しく制限される状態が継続していた。詳細なヒアリングと職場への就労状況実態調査を行い、
20歳に遡って請求した結果、
障害基礎年金2級が2年前に遡って決定し、
永久認定となった。2023/06/28
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発達障害・うつ病により障害等級2級が4年さかのぼって認定された事例
障害者雇用にて就労中の30代の方より、
障害年金手続きをしたいとご相談を受けた。
就労は2年弱続いている状態であったが、
うつ病を併発して不安定であり、
また経済面でもお困りの状態のため、
障害年金の受給を希望されていた。手続きにあたり、就労している場合は、
その実態を把握する必要があるため、職場に調査を行った。
初診日の証明にあたっては、初診の医療機関は閉院していたが、
引継ぎ先の医療機関にてカルテが保存されていたため、
証明することができた。また、障害特性による日常生活や就労における困難さを
丁寧にヒアリングし、障害認定日の頃についても確認したところ、
認定日の頃も障害状態に変わりはなく、
就労もしていなかったため、さかのぼって請求した結果、
障害等級2級の障害基礎年金が4年前に遡って決定した。2023/06/28
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若年性認知症で障害等級1級が決定した事例
若年性認知症を患う60代男性のご家族からのご相談を受け受任。
発病は精力的に仕事に励んでいた50代半ば。
この頃から物忘れをよくするようになったものの、
当初は加齢によるものだと思っていたとのこと。しかし、物忘れは酷くなるばかりで不眠傾向も続き、
仕事にも支障が出始めたため、うつ病を疑って心療内科を受診。
そこでも直ぐに認知症とは診断されず、眠剤を服用しながら
暫く様子をみていた。
症状は改善せず、専門医にて各種検査を受けた結果、
アルツハイマー型認知症と診断された。
その後、症状は徐々に進行し、労務不能となり早期退職に至った。
日常生活では、家族による介助と訪問診療を受ける状況であり、
手続きを行った結果、障害等級1級の認定を受けることができた。2023/06/02
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再請求により不支給→障害基礎2級が決定した事例(ADHD、軽度知的)
請求者ご自身で障害基礎年金を請求したところ、不支給決定を受けたとのご相談を受けた。
提出した年金請求書類を確認したところ、障害の実態がしっかりと反映されておらず、
その書類で審査されたため、障害状態が2級に該当しないと判定されたものと判断し、
再請求を行った。
日常生活状況や就労状況等について、詳細なヒアリングを行い、
病歴・就労状況等申立書にて障害状態の実態をしっかりと申立てた。
また、実態を反映した診断書を取得して再請求をした結果、障害基礎年金の2級が決定した。2023/05/22
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初診のカルテは破棄されていたが障害基礎年金(2級)が決定した事例(発達障害)
広汎性発達障害にて障害年金を請求したいとのご相談を受け受任。
受診期間は長く、途中に通院を中断していた時期もあり、
初診の医療機関ではカルテが破棄されていたため、
初診日の証明が困難であった。
しかし、通院履歴にある各医療機関へ調査した結果、初診日を特定。障害の程度は2級相当であったため、事後重症請求にて進めた結果、
障害等級2級の障害基礎年金が決定した。2023/04/15
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社会保険労務士から相談を受け受給決定した事例(知的障害)
労務を専門にしている社会保険労務士より、
顧問先のご利用者様に関する障害年金手続きのご相談を受けた。中度知的障害の当事者は50代で、高齢の親御様が日常生活を援助しながら
過ごしてきたが、親御様自身も高齢者施設に入居する状況となり、
援助が困難続けられないとのことで、当事者のご兄弟より障害年金請求の
依頼を受け受任。出生から現在に至るまでの詳細をヒアリングしたところ、
本来ならば20歳時点で受給が認められるべき障害状態が続いていたが、
障害年金制度を知らず、現在に至るまで請求ができなかったケースであった。残念ながら、20歳頃は知的専門外来の受診をしていなかったため、
遡及請求はできず、事後重症請求にて障害等級2級の障害基礎年金が決定した。2023/04/12
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年金事務所で書類を受領してもらえなかった事例(うつ病)
ご自身で障害年金請求を進めていたところ、
書類に不備があるとの理由で、
年金事務所では書類を受領してもらえず困っていると、
ご相談を受けた。直ぐにZoomでご面談し、詳細な状況を伺ったところ、
初診証明に不備があることがわかり、サポートするために受任。
初診の医療機関ではカルテが破棄されており、
初診日の証明が困難な状況であったが、
現在受診中の医療機関から必要書類を取得し、
手続きを進めた結果、
障害等級3級の障害厚生年金が決定した。2023/03/01
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