





ネクストFPアワード2026で奨励賞を受賞しました|障害年金とFP視点で広げる支援
【ネクストFPアワード2026で奨励賞を受賞しました】
このたび、ネクストFPアワード2026において、奨励賞を受賞いたしました。
まずは、日頃よりご相談をお寄せくださる皆様、そして医療機関様、福祉関係者様、地域支援の皆様、他士業やFPの皆様など、日々連携してくださっている支援者の皆様に、心より御礼申し上げます。
今回の受賞は、決して私一人の力によるものではありません。
開業以来、障害年金の請求手続きだけでなく、その先の生活、就労、家計、ご家族の将来不安まで見据えて、支援者の皆様と連携しながら取り組んできたことを評価していただいた結果だと、ありがたく受け止めています。
障害年金は、公的年金制度の一つです。
けれど、実際のご相談の現場では、単に「年金が受け取れるかどうか」だけでは終わりません。
病気や障害とともに、これからどう暮らしていくのか。
治療を続けながら、どのように働いていくのか。
ご家族の負担をどう軽くしていくのか。
親亡き後の生活をどう考えていくのか。
そうした一つひとつの悩みと向き合う中で、障害年金は暮らしを支える大切な土台の一つになると感じています。
【ネクストFPアワードとは】
ネクストFPアワード2026は、日本FP協会が、次世代を担うFP実務家の活動に光を当てるために開催したアワードです。
FPというと、資産運用、保険、住宅ローン、相続などをイメージされる方が多いかもしれません。
もちろん、それらもFPの大切な分野です。
一方で、実際の暮らしの中には、病気、障害、介護、就労、家族関係、福祉制度、社会保険など、お金だけでは切り離せない問題がたくさんあります。
特に障害年金のご相談では、制度の知識だけでなく、その方の生活全体を見ていく視点が欠かせません。
収入が途絶えたとき、治療費や生活費をどう支えるのか。
働き方に制限がある中で、家計をどう考えるのか。
ご本人だけでなく、ご家族の生活や将来設計をどう守るのか。
こうした場面で、社労士としての社会保険の知識と、FPとしての生活設計の視点は、とても相性がよいと感じています。
今回、障害年金に特化した社労士としての活動を、FPの実務としても評価していただけたことは、私にとって大きな励みとなりました。
【障害年金請求は、書類だけで完結するものではありません】
障害年金の手続きというと、診断書や申立書を準備して、年金事務所に提出するもの、というイメージがあるかもしれません。
たしかに、障害年金は書類審査の制度です。
初診日を確認し、保険料納付要件を確認し、診断書を整え、病歴・就労状況等申立書を作成していくことは、とても重要です。
ただ、実際にご相談を受けていると、手続きの背景には、もっと深い生活上の困りごとがあります。
仕事を続けたいけれど、体調が追いつかない。
家族に迷惑をかけているのではないかと感じてしまう。
主治医にどのように状態を伝えたらよいかわからない。
福祉サービスにつながった方がよいのか判断できない。
お金の不安が強く、将来を考える余裕がない。
このような悩みは、障害年金の請求書類だけで解決できるものではありません。
だからこそ、私は障害年金を「受給決定して終わり」とは考えていません。
受給が決まった後、その方の生活が少しでも安定し、次の一歩を考えられるようになること。
そこまで含めて、障害年金支援の大切な役割だと考えています。
【開業以来、大切にしてきたのは支援者の皆様との連携です】
私が開業以来、一貫して大切にしてきたことがあります。
それは、医療機関様、福祉関係者様、地域支援の皆様、他士業等の専門職の皆様と連携しながら支援を進めることです。
障害年金のご相談者様は、一人で多くの不安を抱えていらっしゃることが少なくありません。
医療のこと。
生活のこと。
働くこと。
家計のこと。
家族のこと。
将来のこと。
そのすべてを、一つの専門職だけで対応することは難しいと感じています。
たとえば、医療機関の先生方やソーシャルワーカーの方から、日常生活の状況や治療経過について大切な情報をいただくことがあります。
福祉関係者様からは、ご本人が地域でどのように生活されているのか、どのような支援が必要なのかを教えていただくことがあります。
行政書士、司法書士、弁護士、税理士など他士業の先生方とは、相続、成年後見、債務、契約、家族問題など、障害年金だけでは解決しきれない課題で連携することがあります。
また、FPの方とは、家計、保険、将来設計、親亡き後の備えなどについて、同じ「暮らしを見る専門職」として連携する場面があります。
こうしたつながりがあるからこそ、ご相談者様に対して、より現実的で、より安心できる支援を届けられるのだと思います。
【FP視点があるから見える、障害年金のその先】
障害年金は、生活を支える大切な所得保障制度です。
ただし、年金額だけを見て「これで安心」と言い切れるものではありません。
実際には、家賃、食費、光熱費、通信費、医療費、通院費、福祉サービス利用時の自己負担など、生活にはさまざまなお金がかかります。
また、就労している方であれば、障害年金と収入のバランスをどう考えるかも重要です。
体調を崩してまで無理に働くのではなく、年金を土台にしながら、短時間勤務や配慮のある働き方を選ぶことができる場合もあります。
親御様からのご相談では、親亡き後の生活設計が大きなテーマになることもあります。
障害年金をどのように生活の基盤にしていくのか。
ご家族が元気なうちに、何を準備しておくべきなのか。
こうしたことを考えるとき、FPとしての視点はとても役立ちます。
お金は、人生のすべてではありません。
けれど、お金の不安が強すぎると、治療を続けることも、福祉サービスにつながることも、将来を考えることも難しくなってしまいます。
だからこそ、障害年金と生活設計を一緒に考えることには、大きな意味があると感じています。
【今回の受賞は、支援者の皆様と積み重ねてきた結果です】
今回のネクストFPアワード2026奨励賞は、私自身にとって大変光栄なことです。
けれど同時に、これは私だけの受賞ではないと感じています。
ご相談者様の声に丁寧に耳を傾けてくださる医療機関の皆様。
生活の現場で日々支えてくださる福祉関係者の皆様。
地域で孤立を防ぎ、必要な制度につなげてくださる支援者の皆様。
専門分野を越えて、必要なときに力を貸してくださる他士業やFPの皆様。
そうした皆様との連携があったからこそ、障害年金請求とその先の暮らしを支える取り組みを続けてくることができました。
障害年金の受給が決まることは、とても大切です。
しかし、本当に大切なのは、その後の生活です。
受給が決まったことで、少し安心して通院できるようになる。
福祉サービスにつながる余裕が生まれる。
無理な働き方を見直せる。
ご家族が将来について話し合うきっかけになる。
こうした変化を支えるためには、やはり多職種の連携が欠かせません。
今回、そのような考え方を評価していただけたことを、とてもありがたく感じています。
【これからも、その人らしい生き方の選択肢を広げていきます】
今回の受賞を励みに、これからも私は、障害年金専門の社会保険労務士として、そして1級ファイナンシャル・プランニング技能士として、ご相談者様の暮らしに寄り添った支援を続けていきたいと考えています。
障害年金は、単なる手続きではありません。
その方が安心して治療を続けるための支えであり、暮らしを立て直すための土台であり、これからの人生を考えるための大切な制度です。
そして、その制度を必要な方に届けるためには、社労士だけでなく、医療、福祉、地域、士業、FPなど、さまざまな支援者の皆様との連携が必要です。
一人で抱え込んでいる方に、必要な情報が届くように。
制度につながれずに悩んでいる方が、適切な支援に出会えるように。
受給決定後も、その方らしい生活や働き方を考えていけるように。
これからも、目の前のお一人おひとりに丁寧に向き合いながら、支援者の皆様とともに、その人らしい生き方の選択肢を広げる活動を続けてまいります。
最後になりますが、日頃より連携してくださっている皆様、ご相談をお寄せくださる皆様に、あらためて心より感謝申し上げます。
今回の受賞を一つの節目として、これからもより良い支援をお届けできるよう、誠実に取り組んでまいります。
【日本FP協会HP】https://www.jafp.or.jp/
【ネクストFPアワード2026】https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2026/files/newsrelease20260730.pdf
【こちらのページも参考に】https://syougainenkin.com/lp/01/
社会保険労務士/CFP・1級ファイナンシャル・プランニング技能士
石井 要美
2026/07/31
- 障害年金社労士ブログ

